渋谷のカラスはどこに帰っているの?5時のチャイムでカラスと一緒に帰ってみた!
突然ですが、みなさんはカラスの死骸、見たことありますか?
あれだけまちなかで「カーカー」と鳴いてやがるのに、道路や歩道で横たわっている姿を見た人はほとんどいないのではないでしょうか?
ね?いないでしょう。
ちなみにそんなことを考えるようになったきっかけは、ヒムペキ兄さんのロードです。
まぁそれはいいとして気になるのは、じゃあ.........
カラスは一体どこで死んでるんだ??
ということですよね。
まぁでもググればすぐに出てきます。
山に帰るんですね彼らは。
山の木に巣を作るわけです。なので、カラス達はそのまま眠るように巣の中で死んでいくのでしょう。
でも、ちょっとまってくれ!、と誰かの声が聞こえたような気がします。
「都会には山なんてねぇぞ!どこにカラスは巣を作れるんだよ!このうんこ野郎!」と。確かに僕はウンコ野郎ですが......
ご安心ください。都会には山はなくても森はあります。要は木がある場所ならカラスは巣を作れるわけなんですね。......恐らく。
例えば渋谷。
渋谷には代々木公園という名の擬似森があります。
もし、カラスがめっちゃいたら、烏森って名前をつけて、妖達たちの侵略を1人防ぎたいなぁと思います。
はい、そんなわけで、自分は代々木公園に向かい、渋谷のカラスが本当に帰っていくのかを観察しました。
更に、あの有名な童謡(七つの子)が確かなら、5時のチャイムを聞いたらカラスは家へと帰っていくはず。
そこで夕方5時に渋谷へ向かい、実際カラスは代々木公園の森へと帰っていくのかを確かめましたので、どうかみてやってください。
夕方約5時、渋谷到着
電車に揺られること30分。渋谷駅に到着しました。
午後5時に到着する予定でありましたが、普通におくれまして5時のチャイムを聞くことのないまま、ハチ公前に。時刻は5時5分くらいでした。
まだ空は明るく、午後3時くらいと言われても違和感がないほど。
そして、ちらちらと周りを見渡しましたが、カラスの姿は見当たりません。
「もしかしたら、もう代々木公園へと向かっているのかも!」と、焦りつつ代々木公園へと向かうことにしました。
ちなみにこの日の渋谷は、あまりおっぱいの大きい女の子はいませんでした。
代々木公園へと向かう
もうね、ブレブレで申し訳ないんですけれど、渋谷駅から代々木公園へと向かう道です。
思っていたよりも遠くて、6回ぐらい途中で帰ろうかなと思いました。
奇しくもこの日は、大学時代の友達主催のバーベキューパーティーがあったようで、誘われていたのですが、断ってしまっていたのです。カラスのために。
冷静になると、何だよカラスって、なんの意味があるんだよ、代々木公園行ってもどうせ休日を楽しむリア充ばっかりだろうし(この日は日曜日でした)、俺、何やってんだろう、と若干賢者モードでありました。
もしかしたらバーベキューに行っていれば、その場に乃木坂や欅坂クラスの美少女がいて、向こうからラインを交換しようって声をかけてくれて、仲良くなって数日後にはお台場へデートしてたかと思うと......あ~~~~~!
心の中がズタボロになりながらも、とにかく代々木公園をめざしました。
ついにカラスのアジト(と目される)代々木公園到着
到着です。
ついに。結構歩きました。ふぅ。
さて、予想通り、代々木公園にいやがるのはファミリーか、カップルぐらいです。
1人で来た人を見かけることはありません。
ましてや、カラスのために代々木公園に来た人なんて皆無でしょう。
当たり前ですけど。
上の写真は公園に入った後、後ろを振り向き、ビルの上のカラスの写真を撮ったものです。
ものすごーい、ちっちゃいですが、カラスが数匹いるのがわかりますか?
やはり、代々木公園にある森へと帰ろうとしているのでしょう。
ここに来るまでカラスを1羽たりとも見かけない、という道中だったため少し安心した瞬間でした。
さっそくカラスの巣をみつけに散策開始
いいですね、人の手が入り舗装されてはいるものの木々に囲まれているため、森の中を歩いているような感覚です。
さしずめ気分は、パンくずを落とす必要のないヘンゼルとグレーテルといったところです。適当いいました。
まぁでも、普通にいいところです。
まさか渋谷にきてここまで自然を感じることができるなんて、正直驚きました。
とはいっても、お目当てのカラスは見つからず。
いや、声はするんですよ。カラスの。
カァカァカァ鳴いているんですよ。
ただ姿が見えない。
セミなんかと一緒で、声のする木に自分が近づくと途端に静まり返って、まるで別な方向から鳴き声が聞こえる、あの感覚です。
おちょくられるのは嫌いではないですが、さすがに何度も続くと頭にきますね。
とにかく、歩き続けます。
い、い、い、いたぁぁぁぁ~~~~~~!!!!!!
22年間生きてきて、カラスを見つけここまで嬉しかったことはありません。
ポケモン金銀で言うと、むしとり公園でストライクが出てきたのと同じくらいの感動です。
一応追いかけようとはしたのですが、立ち入り禁止区域の中に入っていたため、追跡は叶いませんでした。
あとこの時、空を見るとカラスが渋谷の街中方面から代々木公園の奥の方めがけ、飛んでいきました。
写真に収められなかったのは残念ですが、二匹仲睦まじそうに飛んでいたので、やっぱり撮らなくてよかったと、心から思いました。
更に公園の中を進むと、木の上にもカラスが止まっていました。
あまりにも自分がカラスをじっと見ているせいで、カラスは少し恥ずかしそうにしていましたね。
「俺は皆の嫌われ者さ。人間だけじゃない。同じ鳥類からも嫌われてる。黒い羽、黒いくちばし、明らかに他の奴らと違うだろ?それにブサイクな鳴き声......へっ、やんなっちまうよ。.......なのになんでお前は、、、、、そんな俺なんかに構うんだ!?」
みたいな感じに思ってたんじゃないでしょうか。
そして、彼(彼女?)を見続け数分後、どこかへと飛び去っていってしまいました。
ここにきて頻繁にカラスの羽を見るように。
やはりカラスのすみかはこの代々木公園の森なんだ!と確信しました。
ただ、人間には見せたくないのでしょう、巣を。
彼らは人間の入れないような森の深くを目指し、飛んで行くのです。
なので残念ながらカラスの巣を見つけることはかないませんでした。
ただ、カラスとは関係がおそらくないとは思うのですが、少し不思議なものを見つけました。
最大のミステリー!転んでしまうほど盛り上がった土
かなりみえにくいのですが、こんもりと盛り上がった土が公園のいたるところにあったのです。
何か、生物の巣だったのでしょうか?
謎は深まるばかりです.......
通り過ぎる人達に、この不思議な山について会話をする人はいないようですし......
次回こそ!
そもそも遅刻しちゃってたので、次回があればそこはしっかり5時前に渋谷へと着くように頑張りたいなぁと思います。
カラスの巣は残念ながら見つけられませんでしたし。
今度は、池袋や新宿なんかで探してみようかなと思います。
でもその日にバーベキューがあったら、今度はそっちに行きます。
はい。
というわけで、さよーならー。