渋谷道玄坂ゴールデンカムイ軒の再現料理の抽選にはずれたので、自分で「うさぎのチタタプ」を作ることにした
はわわわわわわわわ、お、落ちたぁ~~~~
これに落ちてしまったんです。自分は。
あのゴールデンカムイの再現料理を再現するお店が1日だけオープンするという抽選にです。
友達も応募したんですが、どうやら外れてしまったようで......
ただ、このまま「抽選に落ちた......ショックだから風俗行こう......」では人類として当たり前すぎます。
なので、もう、自分で作っちゃおう!と決心しました。
うさぎのチタタプを作る
はい、というわけでゴールデンカムイの料理を自ら作ることにしようと決意した自分。
とはいえですよ、貧乏就職浪人生の素人童貞が作れる料理なんてたかが知れています。
(かわうその料理なんて、まずかわうそが手に入りません)
なので、材料の入手度という面から比較的現実感のある「うさぎのチタタプ」を作ることにしました。
上の画像がうさぎのチタタプの画像です。
まぁ、要はうさぎのつみれ汁です。
一応この記事でも紹介しているので、よかったら。
あと、先の文章で比較的現実的な料理といいましたが、プクサとキノコ類は手に入らなかったので、他の食材で代用しました。
それではいよいよ作っていきたいと思います。
うさぎのチタタプを作る
ワールドデリカテッセンで買ったうさぎ肉です。
ちなみにこのウサギ肉を買っているときに、身長低めの女性がちらちらこちらを見てきていたので、「俺のこと好きなのかな?」と思いましたが勘違いでした。
「なんでウサギ肉を買っているんだろう?」
という広瀬すずばりの疑問を持っていただけだったようです。
レジのおばちゃんは、自分はウサギ肉を手渡す際に、4秒くらいフリーズしてました。
まるで、自分の店にない商品を見るかのような目つきで。
はい。
そんなわけで
上が材料です。
写すのをわすれていたのですが、「まいたけ」と「しめじ」も購入しました。
キノコ類の代用がそれら2つのキノコで、行者にんにく(プクサ)の代用品が青森県産のにんにくというわけです。
※下の画像は少しだけグロいウサギ肉の写真なので、グロ耐性がまるでない人は見ない方がいいかもしれません。
このウサギ肉を切る作業、めちゃめちゃ大変でした。
まず、うさぎの弾力がすごすぎてなかなか切れない。
肉に包丁が食い込んだ!と思ってもなかなか断ち切るところまでいかないんですね。
もっとこう「うさ坊......この一振りで、お前の憎しみの連鎖を全て断ち切ってやる!」くらいの気概でもって取り組む必要があったのかもしれません。
それでもなんとか、週3で行っている腕立て伏せの成果によって、ウサギ肉の解体を成功させることができました。
とはいえ、結構身が骨に残ってしまいましたが。
しかし、そこは天才的な発想でですね、切り抜けました。
もうね、まとめてダシとして使っちゃおうという発想です。
切り抜けられているかは正直疑問ですが、いい感じにダシが出ています。
ここで少しその汁をのんでみましたが、鶏ガラで取っただし汁のような感じでした。
健康に良さそうです。自然のパワーを取り込んだので、そろそろ仙人モードとか使えるんじゃないかと思ってます。
ただ部屋中に匂いが広がったので、レイジブルーで買った3000円のカーキシャツに匂いがついていないか心配。
話は肉に戻ります。
見事解体したはいいですが、つみれ状にするには更なる労力が必要でした。
それでも「チタタプ、チタタプ」言いながらミンチにしていったわけです(チタタプは三回くらい言って疲れたので、すぐやめました)。
頑張ってうさぎ肉をミンチにした後は、片栗粉、にんにく、醤油、塩等で下味をつけます。
その際、「餃子にした方がうまそうだなぁ」と、素直な気持ちが浮かびました。
いよいよ、本格的な調理の段階に入ります。
キュキュットがバリバリ写っていますが、気にしないでください。
先にとっておいたダシにキノコ類をぶち込み、火を通します。
そして、塩、醤油、みりんを使い味付けを行いました。
うさぎのつみれを入れずとも、さっぱりとしたいいスープに仕上がったので、性格の優しい友達に100ml辺り4000円でうりつけてやりたいと思います。
そして、いよいよ肉団子を投入。
火が通り、こんな感じになりました。
普通にうまそうです。
実食
いよいよ食することに。
まだ軽く赤いですが、ベアグリルスに憧れる自分にはこの程度の赤みは問題ないということで、バックリ。
感想は、普通においしいです。
豚肉などよりも肉のはごたえはしっかりあって、味は少し野生味が感じられました。
ダシもいい感じにすっきりとしていて、風邪を引いたときでもスイスイ飲めてしまうような、そんな味でした。
まとめ
特に作ったことに後悔はしていないのですが、
1.ウサギ肉がそもそも高い(約2500円)
2.臭い、結構グロい
3.弾力が多すぎて切るのが大変
4.調理中にインターネットの業者から、チャイムを鳴らされる
といった4つの理由から、2回目はないかなと思います。
ただ、未知の食材に触れることはなかなか楽しく、つかの間の小松シェフ気分でした。
皆さんも機会があれば、ゴールデンカムイの料理を自分で作ってみるのも面白いかもしれません。
それではさようなら。