決闘罪の恐ろしさを不良漫画の金字塔「クローズ」を使って紹介してみる
注※自分はクローズが大好きです。
こんにちは!
ヤンキー漫画大好きケイボンです。
突然ですが皆さんは決闘罪をご存知でしょうか。
読んで字の如く、「決闘」をすると罪に問われるというものです。
そもそも決闘とは、2人以上の人物が事前に日時、条件、場所などを約束して戦うことです。ケンカとの違いは、あらかじめ約束がされていること。暴行との違いは、決闘を受ける側・挑む側どちらも戦うことに同意しているということです。
決闘とは、1対1での戦いのことです。タイマンとも言いますね。
不良漫画の金字塔クローズにはいくつもの決闘がありますが、
伝説的とも言えるタイマンが坊屋春道 VS リンダマンの戦い。
卒業間近のリンダマンに対し、一個下の坊屋春道がタイマンを挑むため、果たし状を渡したわけです。上の画像がそれですね。
今回この記事では、あのヤンキー漫画の金字塔クローズにおいて、伝説的なタイマンとされている「坊屋春道VSリンダマン」を引き合いに出し、決闘罪についての理解を深めたい、そう、思っています。
これから決闘を考えられている人はぜひ、この記事を読んでから決闘するか否かを考えてみてください。
決闘罪の内容
決闘という行為自体については先程さらっと説明したので、わかってもらえたかと思います。
では次に、決闘罪の対象、そして罪状について解説を進めていきます、
①決闘を挑んだ者・応じたもの→6ヶ月以上2年以下の懲役
まず、決闘罪は決闘を申し立てたり応じた時点で罪が成立します。決闘を行なう為の約束状を「果たし状」とも言いますね。近年ではメールやLINEなどの連絡手段も多種多様になってきていますが、メールでの決闘の約束も決闘罪に該当します。
春道が決闘を申し立て、リンダマンがそれに応じたわけなので、 春道リンダマンともに6ヶ月以上2年以下の懲役です。
獄中編クローズが始まります。
ビスケット・オリバみたいな規格外の囚人のボスが出てきて、リンダマンと春道がそいつを倒すために共闘するんでしょう。
②決闘を行った者→2年以上5年以下の懲役
実際に決闘を行なったとすると、罰則が重くなります。【2年以上5年以下の懲役】が法定刑で設けられています。
2年~5年はシャレになりませんね。
オリンピックを1つ見逃すことになります。
③決闘立会人・立会を約束した者→1ヶ月以上1年以下の懲役
立会人とは、決闘の現場にいた人物になります。例えば、決闘の場所に集まった観覧者などです。決闘の立会人の罰則は【1カ月以上1年以下の懲役】です。
この項目にも注目したいところです。
当事者達だけでなく、決闘を見に来ただけでも罪に問われてしまうんですね。
よく、不良漫画では「俺とあいつの喧嘩に立ち会ってくれ」みたいなセリフがありますけど、「1ヶ月以上1年以下の懲役になるかもしれないけど来てくれ」ってことだったんですね。
リンダマンVS坊屋春道(VS決闘罪)
それではさっそく決闘罪を適用させましょう。
ライバル関係にある二人が戦うということが知れ渡り、名だたる不良達が決闘場所である護国神社に続々と集まるわけです。
<1カ月以上1年以下の懲役>
<1カ月以上1年以下の懲役>
彼らは黒焚連合といういくつかの高校からなる連合の幹部達。風格がありますな。
しかし、このまま決闘を見物しに行くのであれば、連合であろうとなかろうと関係ありません。
しょっぴきます。
<1カ月以上1年以下の懲役>
<1カ月以上1年以下の懲役>
ライダースを着ているのは武装戦線と呼ばれるチームの頭、マスクをつけてるのはそのメンバー。
他の二人は県南5人組というグループの中の二人で、100人のチームを5人でぶっつぶしたばけもの達です。
どちらのチームも尋常ならざる喧嘩の実力を持つばけもの達ですが、このまま見物に行くのであれば塀の中です。
<1カ月以上1年以下の懲役>
彼らは殺し屋軍団、鳳仙学園の三人。
幹部以外は坊主という独自の校風が持ち味。
たばこ吸っちゃってる時点で問題ですけど、決闘罪が適用されることの方が問題です。
「あっ、やべ、こたつに電源入れっぱだった!!!」
とかいって引き返してくれないでしょうか。
<1カ月以上1年以下の懲役>
<1カ月以上1年以下の懲役>
<1カ月以上1年以下の懲役>
主人公坊屋春道の通う県下随一の不良校、鈴蘭。
他のメンツとくらべてもオーラがあります。
決闘罪にかかれば、オーラも水見式もくそもありませんが。
<1カ月以上1年以下の懲役>
<1カ月以上1年以下の懲役>
他にもモブ達が続々と集まります。
そして......
<2年以上5年以下の懲役>
<2年以上5年以下の懲役>
この続きは網走で!
悪ノリが過ぎましたね。
まぁ実際には全員未成年なので、実刑になることはないはず。
でも未成年でも決闘はやめましょうね。
おじちゃんとの約束だよ☆
何が言いたいかって......
クローズは本当に面白い漫画なので、ヤンキー漫画が苦手という人も一度手にとって読んでみてください。
クローズ最高!!!!!!
クローズ 全26巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 高橋ヒロシ
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2010/01
- メディア: コミック
- クリック: 15回
- この商品を含むブログを見る